BEHRINGER V-TONE BASS DRIVER DI BDI21 解析

2022年03月18日 カテゴリー:修理・改造・解析


本ページの情報および回路図はメーカーの公式情報ではなく、独自のリバースエンジニアリングに基づくものです。内容に誤りが含まれる場合があります。また、営利目的(商用)での利用を禁止します。

The information and schematics on this page are unofficial and based on independent reverse engineering. They may contain inaccuracies. Commercial use is prohibited.


09_282_01_bdiP.jpg
BEHRINGER V-TONE BASS DRIVER DI BDI21は、2006年にDizさんという方がトレースされており、簡略化されたものを以前製作しました。今回はスイッチ関連の部分も含め改めて解析し、Tech 21 SansAmp Bass Driver DI(以下BDDI) V1初期型との違いを確認します。



<基板画像・回路図>


配線が右往左往していて大変でした。自動配線によるものかもしれません。抵抗値や容量値が印字されていますが、主要なコンデンサの値は実測し確認しています。

behringer_bdi21_schematic
BDDI V1初期型(回路図:)との主な違いは以下の通りです。
特に違いが大きい部分についてシミュレーションで比較します。


BDDI V1初期型とBDI21は、それなりに違っているという結果となりました。BEHRINGER社が解析した個体が特殊なものだったのかもしれませんが、C25のような明らかに違う値がある可能性は低いでしょうから、意図的に変更が加えてあると考えられます。他のBEHRINGER社のクローンエフェクターについても、元になったものから変更されている部分があるのではないかと思います。

BOSS OD-3の時もそうでしたが、ネット上ではトレースした人のミスやアレンジがそのまま掲載されていることがあります。すでに回路図が出回っているエフェクターでも、再度解析してみる価値はありそうです。(私自身もミスがあるかもしれませんので、検証結果におかしな点があるときはご連絡いただけると助かります。)