Photogenic DS-1000 Distortion 解析
2026年07月18日 カテゴリー:修理・改造・解析
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Photogenic DS-1000 Distortionは、キョーリツコーポレーションのPhotogenicブランドで販売されていたディストーションのようです。低価格なエフェクターは他の有名エフェクターと同じ回路となっていることが多いですが、トーンの動きが独特だったため回路を調べてみることにしました。
■ 回路図
オペアンプの増幅率が固定され、TONEにブリッジTフィルターが使われている独特の回路となっています。Effects Databaseには他のブランド名で同じ筐体のものが掲載されていますが、詳細は不明です。この回路の元になったエフェクターの情報をお持ちの方は、ご連絡いただけると助かります。
■ シミュレーション
増幅部(DIST 100%)
オペアンプによる増幅は極度に高いゲインに設定されていて、前段のポットで減衰させることにより歪みを調整します。オペアンプの利得帯域幅積(GBW)の影響で高音域が低下し、結果的にゲイン最大のRATと同様の中音域のピークとなっています。
TONE
高音域と、谷となる周波数が変化します。同様の回路がAMZに掲載されていますが、他に採用例は見かけません。後段では150Ωという小さい抵抗で信号が減衰し、オペアンプで大きく増幅されています。このようにするとSN比の悪化といった問題が起きてしまうため、通常はあまり推奨されない設計です。



