ARION SCH-Z改

2009年02月09日 カテゴリー:自作エフェクター(アナログ)



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以前作ったZombie Chorusですが、ノイズ対策の改造をしてちょっと歪んでしまっていましたので、分解して代わりに別のコーラスを入れました。

▽回路図
02_69_2SCHZzSch.gif
Garrettaudioで安く売っているV3207とV3102を使ってみたかったので、ARION SCH-Zをベースにしています。フィルター部分はBOSS CE-2をマネしました。出力が反転していますが、Small Cloneもそうなのでまぁいいでしょう。念のため音量調整トリマをつけています。トランジスタは2SC1815でもよさそうですが、レイアウトがやりにくいため2N5088です。

▽レイアウト
02_69_3SCHZzL.png
▽PCB(横58.4mm縦48.3mm)
02_69_4SCHZzLP.gif
MXRサイズに何とか収めました。コーラスのかかりはC16(47p)を大きくするかR19(68k)を小さくするとエグくなります。私はソケットにしておきました。クロックノイズが怖いので、ポットの配線は最短にしておきます。また、電源周辺のコンデンサを100uにしています(100uのストックがたくさんあったのもありますが)。まぁこれは47uでも大丈夫かもしれません。

音はというと、やはりARIONのものと大して変わらない気がします(今アリオンのは手元にないのでよくわかりません)。フィルター部分はCE-2なのでCE-2に近い音かもしれません(CE-2を使ったことないのでよくわかりません…)。上に書いた部品の交換でいろいろセッティングできます。部品が込み合っているのですが、クロックノイズはないようで良かったです。全体のノイズも減ったと思います。