MXRサイズに関するメモ

2008年04月01日 カテゴリー:メモ・雑記



私は大抵GarrettaudioのsizeA(61×112×31)のケースを使ってるのでそれに関するメモ。一応『MXR"Phase 90"などと同等サイズ(Hammond 1590B 近似サイズ)』らしいけど、若干誤差などはありえる。ネジがバカになりやすい気がする。すべてのネジに言えるけど、ネジはいったん左に回し、ストンと落ちる感覚があってから右に回す。

※以下ケースを縦に使う場合



基板の大きさに関して
ユニバーサル基板の場合、横22穴×縦20穴まで可能(縦はがんばればもうちょいいけるかも)。ただしフォンジャックはマル信無線の小さいやつ、DCジャックも内側から取り付けの小さいものを使って、ギリギリのジャック位置にする必要がある(下図参照)。適用例:HAT(Modified BOSS AC-2)
20_41_1knob.gif
(JWCADというフリーソフトで作成)

横を22穴にする場合、基板の穴と穴の間でカットする必要がある。または穴に沿って切った後削る必要がある。下写真参照。
20_41_3kibcut2.jpg
※端がケースに触れるおそれがあるため、レイアウトの端がアースでないときはやらないほうがよい。逆に横22穴でレイアウトを作る場合は端っこはアースにすべき。

縦は16穴ぐらいだとSwitchcraftのフォンジャックでも余裕がある。ネジ穴があるため角を切る必要があるが、ギリギリに切った方が多少余裕が出る。下写真参照。
20_41_2kibcut1.jpg
※やはり端がケースに接触するおそれがある。



ケースの厚み(高さ)に関して
ポット厚みデータ
16mm/シングル(Garrettaudio):9.3mm
9.5mm/シングル(Garrettaudio):6.8mm
16mm(東京コスモス製?):8mm

[Garrettaudio 16mm/シングルのポットを用いる場合]
あまり大きな電解コンデンサだとフタがしまらない。一般的電解コンデンサ(高さ11ミリ程度)は大丈夫。また、レイアウト上の端に電解コンデンサがあると、裏フタのでっぱりにあたってフタがしまりにくくなることがある。特に横22穴のレイアウトでは端に電解コンデンサを配置しない方がよい。はんだ面を裏フタ側にするならば大丈夫かもしれない(未確認)。

[ミニスイッチをつける場合]
ミニスイッチ(普通のミニトグルスイッチ)をつける位置に電解コンデンサがあるとフタがしまらない。ICソケット+ICの高さぐらいだと裏フタの出っ張りを削れば(下写真参照)なんとか入る。でもおとなしくフットスイッチの横につけるかsizeAAにした方が無難。横21穴のレイアウトならいけるかもしれない(未確認)。Ginga Dropsの超小型トグルスイッチなら大丈夫かもしれない(未確認)。
20_41_4SADu.jpg